北広島市長選挙で協力していただいたかたがた、街頭演説をお聞きいただいた方々、わたしおよび、対立候補、あるいは白票を投じていただいた方々に心より御礼申し上げます。
ネット上以外での選挙に関わるお礼は、公職選挙法にて禁止されておりますので、公式ブログだけの挨拶ですがとなります。ご容赦ください。
ある課題について、すべての人にとって完全に満足ではない結果であってもその選択は仕方がないと、すべての人が思える決定方法を取ります。
70年も人間を生きていると、希望と期待がおおむね裏切られることが多いことがよくわかります。思ったことが何の苦も無く実現するなどということは一切ありませんでした。
それでも10%程度は実現しているのではないでしょうか。恵まれた方は100%とはいかないまでも7,80%実現している方もいらっしゃるかもしれません。
政治の場では意見を戦わせて自らの主張を押し通そうとします。
政治家はそれが生業ですので、仕方ありませんが、普通の人々にとっては0か100か白か黒かの対決ではほんの一部の方のみの満足を得るにとどまるのではないでしょうか。
そうではなく十分な情報とそれに基づいた議論を深めることで、最終結論がいかようになろうとも、すべての人がその結論は十分議論して決めたのだと納得してもらえるようにしたいのです。
それが、2項対立を生まずにすむための知恵ではないでしょうか。
生ぬるいと考える方も、この世は弱肉強食と考える方もいらっしゃると思いますが、
争いが嫌いで自分の考えに絶対的な自信はどう考えても持てないので、冷静な議論を優先するこの方法が私にはあっています。